ドリーム電気の料金は高いのか、それとも東京電力よりお得なのか、切り替える前に確認したい方も多いでしょう。
「基本料金が5%安い」と聞いて料金表を見たものの、燃料費調整や市場電源調達調整費、容量拠出金といった聞き慣れない項目が並び、「結局いくら払うの?」と迷ってしまうのはよくある場面です。
結論からいうと、関東のドリームでんき「ファミリーM」は、東京電力の従量電灯Bと比べて基本料金が約5%低く、電力量料金は同額です。
ただし、実際の請求額には燃料費調整額・市場電源調達調整費・容量拠出金負担額・再エネ賦課金なども関係します。
つまり、ホテルの宿泊料金だけ比べて「こちらが安い」と決めるのではなく、サービス料まで含めた総額を見る必要があります。
この記事では、ドリームでんきの料金表から東京電力との比較、使用量別の料金目安、5%割引の意味、宝くじ特典、注意点まで詳しく解説します。
\ 「5%安い」だけで決める前に料金をチェック /
今の検針票があれば、自宅の契約アンペアと使用量を基準に比較しやすくなります。
まずは毎月の使用量を見ながら、「わが家ならどれくらい変わる?」を確かめてみてください。
ドリーム電気の料金はいくら?2026年最新料金を先に解説
「細かい仕組みより、まず料金表を知りたい」という方から確認しましょう。
2026年10月1日時点で公式サイトに掲載されている重要事項説明書では、関東エリアの「ファミリーMプラン」は基本料金10Aあたり296.16円、電力量料金は29.80~40.49円/kWhです。
料金の仕組みは、タクシーの「初乗り料金+走った距離」と考えるとわかりやすいでしょう。
関東エリアのファミリーM料金表
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 基本料金10Aあたり | 296.16円 |
| 120kWhまで | 29.80円/kWh |
| 120kWh超~300kWhまで | 36.40円/kWh |
| 300kWh超 | 40.49円/kWh |
| 最低月額料金 | 240.72円 |
上記は公式の「ファミリーMプラン」の関東料金です。
30A・40A・50A・60Aの基本料金はいくら?
| 契約アンペア | ドリームでんき |
|---|---|
| 30A | 888.48円 |
| 40A | 1,184.64円 |
| 50A | 1,480.80円 |
| 60A | 1,776.96円 |
たとえば30Aなら「296.16円×3」で888.48円です。
ただし、これはあくまで基本料金です。
ここへ使った電気の料金や各種調整額が加わるため、「30Aなら毎月888円」という意味ではありません。
ドリーム電気の料金はどう決まる?6つの項目を確認
「料金表で計算した金額と請求額が違うのはなぜ?」という疑問の答えがここです。
ドリームでんきの請求額は、基本料金と電力量料金だけでは決まりません。
公式重要事項説明では、燃料費調整額・再エネ賦課金・容量拠出金負担額を加え、さらに仕入価格の変動に応じて市場電源調達調整費を加算または差し引くとしています。
レストランで料理代だけを見るのではなく、席料やサービス料まで含めて会計を見る感覚です。
1.基本料金
契約アンペアに応じて毎月発生する料金です。
関東ファミリーMでは10Aあたり296.16円です。
2.電力量料金
実際に使用した電力量に応じて加算されます。
関東では120kWhまで29.80円/kWh、120~300kWhは36.40円/kWh、300kWh超は40.49円/kWhです。
3.燃料費調整額
火力発電などに使う燃料価格の変動を電気料金へ反映する仕組みです。
月によって変動するため、同じ300kWhを使っても毎月同じ請求額になるとは限りません。
4.市場電源調達調整費
ドリームでんきで特に確認しておきたいのが市場電源調達調整費です。
公式重要事項説明では、電力の仕入価格の変動に伴って、電力量料金へ加算または差し引く仕組みとしています。
5.容量拠出金負担額
2024年4月に始まった容量市場の制度に伴い、ドリームでんきでは容量拠出金の一部を契約者が負担します。
負担額は年度ごとに別途通知されると重要事項説明に記載されています。
6.再生可能エネルギー発電促進賦課金
2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWhです。
2026年5月検針分から2027年4月検針分まで全国一律で適用されます。
たとえば300kWh使えば、再エネ賦課金だけで1,254円です。
ドリームでんきの料金イメージ
基本料金+電力量料金±燃料費調整額±市場電源調達調整費+容量拠出金負担額+再エネ賦課金
ドリーム電気の料金で重要な市場電源調達調整費とは?
「市場電源調達調整費って何?これで料金が高くなるの?」と感じる方も多いでしょう。
市場電源調達調整費は、電力の仕入価格の変動を料金へ反映するための仕組みです。
市場価格が動けば、料金に加算または減算される可能性があります。
ガソリン価格によって燃料サーチャージが動くようなものと考えるとわかりやすいでしょう。
市場価格が高いと電気料金へ影響する
電力の市場価格が高騰すると、市場電源調達調整費が料金を押し上げる可能性があります。
そのため、「基本料金が東京電力より安いから、必ず請求額も安い」とは限りません。
市場価格が低い場合は差し引かれることもある
公式重要事項説明は、市場電源調達調整費を「加算あるいは差し引き」するとしています。
つまり、市場価格の状況によって料金への影響方向が変わる仕組みです。
東京電力従量電灯Bとは料金構造が同じではない
料金表だけを見ると、関東ではドリームでんきと東京電力従量電灯Bの電力量単価は同額です。
しかし調整方法までまったく同じという意味ではありません。
電力会社を比較するときは、料金表だけでなく「その単価に何が加わるのか」まで確認してみてください。
ドリーム電気の料金を使用量別にシミュレーション
「数字はわかったけど、自分なら月いくら?」という疑問に答えます。
ここでは、関東ファミリーMの基本料金+電力量料金のみを使って簡易計算します。
市場電源調達調整費・燃料費調整額・容量拠出金負担額・再エネ賦課金を含まないため、実際の請求額ではありません。
家族人数は洋服のS・M・L程度の目安で、本当の料金を知るには実際の使用量を見る必要があります。
30A・100kWhなら約3,868円
| 基本料金 | 888.48円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 2,980円 |
| 料金表ベース合計 | 3,868.48円 |
30A・200kWhなら約7,376円
| 基本料金 | 888.48円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 6,488円 |
| 料金表ベース合計 | 7,376.48円 |
30A・300kWhなら約11,016円
| 基本料金 | 888.48円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 10,128円 |
| 料金表ベース合計 | 11,016.48円 |
40A・400kWhなら約15,362円
| 基本料金 | 1,184.64円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 14,177円 |
| 料金表ベース合計 | 15,361.64円 |
※上記は2026年10月1日時点で確認できる関東ファミリーMの基本料金・電力量料金のみを使った簡易計算です。燃料費調整額、市場電源調達調整費、容量拠出金負担額、再エネ賦課金等は含みません。
\ 平均値より「自宅のkWh」で比較するのが近道 /
直近の検針票にある使用量を使えば、一般的な家族モデルより自分の家庭に近い比較ができます。
料金表だけで決めず、各種調整費を含めた最新の請求条件も確認してみてください。
ドリーム電気の料金は東京電力より高い?比較してみよう
「結局、東京電力から変えたら安くなる?」という疑問が最も気になるところでしょう。
関東エリアでは、ドリームでんきファミリーMと東京電力従量電灯Bの電力量料金は同額です。
違いがはっきりしているのは基本料金で、ドリームでんきのほうが約5%低く設定されています。
車の本体価格だけで維持費まで判断できないのと同じで、最終請求額では調整費まで見る必要があります。
基本料金を比較
| 契約 | ドリームでんき | 東京電力 | 月額差 |
|---|---|---|---|
| 30A | 888.48円 | 935.25円 | 46.77円 |
| 40A | 1,184.64円 | 1,247.00円 | 62.36円 |
| 50A | 1,480.80円 | 1,558.75円 | 77.95円 |
| 60A | 1,776.96円 | 1,870.50円 | 93.54円 |
東京電力従量電灯Bの基本料金は10Aあたり311.75円です。
電力量料金は同額
| 使用量 | ドリームでんき | 東京電力 |
|---|---|---|
| ~120kWh | 29.80円 | 29.80円 |
| 120~300kWh | 36.40円 | 36.40円 |
| 300kWh超 | 40.49円 | 40.49円 |
したがって、料金表の「基本料金+電力量料金」だけを比較するなら、同じアンペア契約ではドリームでんきが基本料金の差額分だけ低くなります。
30Aなら年間の基本料金差は約561円
30Aの月額差46.77円を12か月で計算すると、基本料金の年間差は約561円です。
40Aなら年間約748円、60Aでも年間約1,122円です。
この数字を見るとわかるように、基本料金5%の差だけで大幅な節約になるわけではありません。
だからこそ、市場電源調達調整費などを含めた年間総額を見ることが大切です。
ドリーム電気の料金が「5%安い」とはどういう意味?
「5%安いなら請求額も5%下がる?」と誤解しやすいポイントです。
関東の場合、約5%低いのは主に基本料金部分です。
運営会社エクスゲートの2026年7月の記事でも、ファミリーMは電力量料金が大手と同額で、基本料金を5%低く設定していると説明しています。
家賃が5%安くても、管理費や駐車場代を含む住居費全体が5%安くなるとは限らないのと同じです。
30Aなら基本料金は月46.77円低い
東京電力935.25円に対し、ドリームでんきは888.48円。
差は月46.77円です。
使用量が増えても基本料金の差は同じ
同じ30A契約なら100kWhでも300kWhでも、料金表上の基本料金差は46.77円です。
電力量料金が関東では同額だからです。
「5%OFF」ではなく年間総額で判断する
比較するときは、次の順番がおすすめです。
- 現在の年間電気使用量を確認
- 基本料金+電力量料金を比較
- 燃料費・市場調達などの調整項目を確認
- 容量拠出金を確認
- 宝くじなどの特典を最後に加える
ドリーム電気の料金と宝くじを合わせるとお得?
「宝くじまで入れれば実質かなり安い?」という考え方もあります。
ドリームでんきでは、ジャンボ宝くじを年2回受け取れる特典があります。
2026年7月の運営会社公式記事では、電気のみならサマージャンボ5枚+年末ジャンボ5枚、電気+ガスならそれぞれ10枚と案内しています。
ポイント還元と同じで、特典は本体料金を確認したあとに足す「ボーナス」と考えるのがおすすめです。
電気のみなら年間10枚
1枚300円で考えると、購入価格ベースで年間3,000円相当です。
電気+ガスなら年間最大20枚
年間20枚なら購入価格ベースで6,000円相当です。
ただし、これは現金6,000円を電気料金から値引きしてもらえるわけではありません。
当選金を料金比較に入れない
宝くじは当選する可能性がありますが、当選金額は事前にわかりません。
料金比較では「宝くじ購入価格相当」までを参考材料とし、当選を前提にお得度を計算しないほうが現実的です。
ドリーム電気の料金で注意したい7つのポイント
「申し込んでから想像より高かった」とならないよう、最後に7項目を確認しておきましょう。
電力会社選びでは、大きく表示された割引率より、請求書の一番下を見ることが大切です。
1.基本料金5%安=請求総額5%安ではない
関東では電力量料金は東京電力従量電灯Bと同額です。
2.市場電源調達調整費がある
仕入価格の変動に応じて加算・減算されます。
3.容量拠出金負担額がある
容量市場制度に伴う費用の一部を利用者が負担します。
4.再エネ賦課金も請求される
2026年度は4.18円/kWhです。
5.宝くじは現金値引きではない
宝くじ特典は魅力ですが、毎月の料金そのものが安くなるわけではありません。
6.支払い方法にも注意
重要事項説明では、口座振替に110円の手数料がかかるとしています。
また、支払い方法が未登録などで通常決済できない場合は、880円の決済手数料が設定されています。
7.契約期間も確認する
2026年10月1日時点で公式サイトに掲載されている最新重要事項説明書では、契約期間は料金適用開始の日以降2年目の日までとされています。
満了前に別段の意思表示がなければ、同一条件で継続されます。
\ 「安そう」から一歩進んで、請求総額まで確認 /
基本料金だけではなく、市場調整・容量拠出金・支払い方法まで見れば、切り替え後のギャップを減らせます。
申し込み前に最新の重要事項説明書へ一度目を通しておくと安心です。
ドリーム電気の料金がおすすめな人・他社も比較したい人
「結局、自分には向いている?」という疑問は、何を重視するかで判断できます。
ドリームでんきは、単純な最安値だけではなく、基本料金の安さと宝くじ特典の両方に魅力を感じる人ほど比較しやすいサービスです。
特典付きクレジットカードと同じで、特典を使う人と使わない人では価値が変わります。
ドリームでんきを比較候補にしやすい人
- 東京電力より基本料金を少し抑えたい
- ジャンボ宝くじを普段から購入している
- 電気+ガスのセットも検討している
- 料金調整の仕組みを理解して比較できる
- 料金だけでなく特典の楽しさも重視する
他社も比較したほうがよい人
- とにかく年間電気料金の最安値を重視する
- 市場価格に関係する調整費を避けたい
- 毎月の料金をできるだけ予測しやすくしたい
- 宝くじに魅力を感じない
- シンプルな料金体系を最優先したい
ドリーム電気の料金についてよくある質問
「細かい疑問だけ確認したい」という方のために、よくある質問をまとめます。
回答の最初だけ読んでも意味が通るよう、結論から答えています。
ドリーム電気の料金はいくら?
関東のファミリーMは、基本料金10Aあたり296.16円、電力量料金は29.80~40.49円/kWhです。
ドリーム電気の基本料金はいくら?
関東では30Aで888.48円、40Aで1,184.64円、50Aで1,480.80円です。
ドリーム電気は東京電力より安い?
関東の料金表では、基本料金はドリームでんきが約5%低く、電力量料金は東京電力従量電灯Bと同額です。
ただし、市場電源調達調整費などを含めた最終請求額が必ず東京電力より安くなるわけではありません。
ドリーム電気の「5%安い」とは?
関東では主に基本料金部分が東京電力従量電灯Bより約5%低いという意味です。
請求総額が一律5%安くなるという意味ではありません。
ドリーム電気の市場電源調達調整費とは?
電力の仕入価格の変動を電気料金へ反映する調整項目です。
公式重要事項説明では、仕入価格に応じて料金へ加算または差し引くとしています。
ドリーム電気の容量拠出金負担額とは?
容量市場制度に伴う費用の一部を契約者が負担するものです。
重要事項説明では、負担額は年度ごとに別途通知するとしています。
ドリーム電気で宝くじは何枚もらえる?
2026年7月の運営会社公式記事では、電気のみなら1回5枚を年2回、電気+ガスなら1回10枚を年2回としています。
ドリーム電気の再エネ賦課金はいくら?
2026年度は全国一律4.18円/kWhです。
2026年5月検針分から2027年4月検針分まで適用されます。
ドリーム電気の契約期間は何年?
現在掲載されている重要事項説明書では、料金適用開始の日以降2年目の日までです。
ドリーム電気の料金を確認する方法は?
現在の検針票から契約アンペア・月間使用量を確認し、ドリームでんきの料金表と比較する方法が基本です。
ただし、最終比較では市場電源調達調整費など最新月の調整項目も確認してください。
ドリーム電気の料金は?まとめ
ドリームでんきの料金は、関東では東京電力従量電灯Bより基本料金が約5%低く、電力量料金は同額です。
ただし、これだけを見て「ドリームでんきなら必ず安い」と判断するのはおすすめできません。
最後にポイントを整理します。
- 関東の基本料金は10Aあたり296.16円
- 30Aなら基本料金888.48円
- 電力量料金は29.80~40.49円/kWh
- 関東では東京電力従量電灯Bと電力量料金は同額
- 基本料金は東京電力より約5%低い
- 市場電源調達調整費がある
- 容量拠出金負担額がある
- 2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWh
- 宝くじは電気のみなら年間10枚が目安
- 電気+ガスなら年間最大20枚が案内されている
- 料金表だけでは実際の請求額を判断できない
とくに覚えておきたいのは、「基本料金5%安い=電気代全体が5%安い」ではないということです。
30Aでは東京電力との基本料金差は月46.77円です。
一方、市場電源調達調整費や容量拠出金などは最終請求額へ影響します。
宝くじは魅力的な「楽しみ」ですが、家計の本体は毎月支払う電気料金です。
電力会社選びは、値札の一行だけを見るのではなく、1年間の家計という長いレシートを見るように考えてみてください。
まずは直近の検針票から契約アンペアと年間使用量を確認し、今の電気代と比べてみるところから始めると判断しやすくなります。
\ 宝くじの楽しさは最後にプラス。まず料金を比較 /
基本料金・電力量料金・調整費まで見比べれば、ドリームでんきが自分の家庭に合うか見えやすくなります。
毎月払い続ける固定費だからこそ、「今より本当に安くなる?」を先に確認してみてください。
※本記事は2026年10月1日時点で確認できるドリームでんき公式重要事項説明書、株式会社エクスゲート公式情報、東京電力エナジーパートナー、経済産業省の公開情報をもとに作成しています。
※使用量別シミュレーションは基本料金+電力量料金のみの簡易計算です。実際の請求額には燃料費調整額、市場電源調達調整費、容量拠出金負担額、再エネ賦課金等が反映されます。
※料金・特典・契約条件は変更される可能性があります。申し込み前には必ず最新の料金表・重要事項説明書をご確認ください。

